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私 立 大 学 図 書 館 協 会

2001年度第2回常任幹事会議事要録


日 時:2001年12月11日(火)午後2時〜午後6時
場 所:明治大学駿河台校舎研究棟3階第10会議室
出席者:別紙出席者名簿参照(及び国際図書館協力委員会委員長加藤好郎氏〔慶応義塾大学〕)

 議事に先立ち、会長校中京大学図書館長長谷川端が開会の挨拶を行った。恒例の自己紹介は、
出席者が既知の為、省略された。
 なお、議事の進行は、会長校中京大学図書館長長谷川端が担当した。

報告事項
1 会務報告
 (1) 協会加盟校について
   会長校中京大学(加藤)から、配付資料(P. 5)に基づき、2002年度新規加盟予定校と
  現在までの加盟校数について報告した。

 (2) 海外集合研修について
   会長校中京大学(加藤)から、配付資料(P. 6〜10)に基づき、2001年10月28日(日)
  〜11月3日(土)に予定されていた国際図書館協力委員会主催の海外集合研修が、米国テ
  ロ事件・アフガニスタン問題等一連の事件の影響により米国の情勢が不安定な為、延期さ
  れたとの報告があった。
   また、参加予定者5名の中の日本大学商学部事務長の秋山正氏は、所属が図書館ではな
  いが委員会が参加を許可した理由は、日本大学は学部ごとの縦割り組織の為、秋山氏が商
  学部図書館内の事務の責任者である課長を統括する立場にあることと研修を業務に反映
  させたい等の申し出があったことによる。
   なお、海外集合研修の計画が2001年度第1回東西合同役員会及び総会で協議され、承
  認はされたものの、日程や予算的な問題等あまりにも性急な計画であるとの感があり、今
  年度の総会後、会長校事務局より、国際図書館協力委員長の加藤氏(慶応大学)に苦言を
  呈した所、常任幹事会に対し、この件については御意見を真摯に受け止めるという謝罪の
  意を口頭及び文書でいただいたとの報告があった。

 (3) 加盟大学図書館への書類等の送付について
   会長校中京大学(加藤)から、配付資料(P. 11〜16)に基づき、2002年度永年勤続者
  表彰の推薦と2001年度協会賞受賞候補者および2002年度研究助成についての案内文書
  が12月3日付けで加盟大学図書館へ発送されたとの報告があった。

 (4) 未加盟図書館への加盟案内について
   会長校中京大学(加藤)から、配付資料(P. 17〜25)に基づき、私立大学図書館協会
  への加盟についての案内文書を12月10日付けで発送したとの報告があった。その中で西
  地区の場合は、さらに各地区協議会に分かれていて、地区協議会によっては私立大学図書
  館協会の会費とは別に地区協議会の会費が必要な所があり、それについての案内も付加し
  たとの説明があった。

 (5) 私立大学図書館協会会報第117号の刊行について
   会長校中京大学(加藤)から、会報第117号の刊行については、現在総会当番校の校正
  は一応終わり、原稿は会報担当校の同志社女子大学に保管されていて、後は会長校の中京
  大学と会報担当校の同志社女子大学で責任を持って校正し、来年2月頃発行の予定である
  との報告があった。

 (6) 国立情報学研究所目録システム地域講習会(図書コース)の共同開催について
   会長校中京大学(加藤)から、配付資料(P. 26〜27))に基づき、私立大学図書館協会
  との共同開催による国立情報学研究所目録システム地域講習会(図書コース)実施要項の
  文言の修正予定についての説明があった。(内容は従来よりの「目録システム地域講習会」
  の名称の変更、開催会場を「研究所」に限定しない等、詳細は国立情報学研究所に修正案
  を一任し、その後協議する等)。また「国立情報学研究所と私立大学図書館協会との共同開
  催に関する覚書」も2002年4月より、2年間更新される予定であるとの報告があった。

 (7) 東地区部会会務報告について
   東地区部会長校文教大学(戸田氏)から、配付資料(P. 28〜31)に基づき、2001年8
  月〜11月までの東地区部会の会務報告があった。

 (8) 西地区部会会務報告について
   西地区部会長校岡山理科大学(安井氏)から、配付資料(P. 32〜39)に基づき、2001
  年8月〜11月までの西地区部会の会務報告があった。
 
2 委員会報告
 (1) 国際図書館協力委員会報告
   会長校中京大学(加藤)から、配付資料(P. 40)に基づき、2001年8月〜11月までの
  国際図書館協力委員会の会務報告があった。その中で、延期された海外集合研修が今年度
  中に実施されるかどうかは、2002年1月25日開催予定の第6回国際図書館協力委員会で
  決定される予定であるとの説明があった。また現在基金のお願いに各企業を回っているこ
  との報告があった。それに関し、2002年1月18日に基金をいただいた企業への活動報告
  会を持つとの説明が付加された。

 (2) 協会ホームページ委員会
   会長校中京大学(加藤)から、配付資料(P. 41〜53)に基づき、2001年8月〜11月ま
  での協会ホームページ委員会の会務報告があった。その中で現在協会ホームページ委員会
  がNIIから借りているサーバーは容量が10MBしかなく、協会の規則や細則等さらに
  は東地区部会の研究分科会等の協会関連事項をホームページ上に載せることは無理であり、
  有料サイトの利用について言及された。この件に関して、条件や環境、サイト賃借料等に
  ついて協会ホームページ委員会で詳細を検討し、2002年3月の2001年度第2回東西合同
  役員会に諮ることになった。

 (3) エルゼビア・サイエンス社問題に関する臨時委員会
   会長校中京大学(加藤)から、配付資料(P. 54〜56)に基づき、2001年8月〜11月ま
  でのエルゼビア・サイエンス社問題に関する臨時委員会の会務報告があった。

3 協会関連事項報告
 (1) 国公私立大学図書館協力委員会報告
   会長校中京大学(加藤)から、配付資料(P. 57〜135)に基づき、2001年10月19日
  (金)に早稲田大学図書館会議室で開催された第51回国公私立大学図書館協力委員会の
  報告があった。その中で12月7日(金)に早稲田大学総合学術情報センター国際会議場
  第二会議室で開催された「大学図書館著作権問題ワークショップ」について言及され、現
  在「大学図書館における著作権Q&A」は公開はされたが、まだ整備段階であり、加盟館
  の質問事項等を踏まえて改良される予定であるとの説明があった。既に配布の著作権につ
  いてのポスターも加えて、これらは著作権遵守の啓発運動の一環であり、今後は著作権問
  題については、日本複写権センターと各大学図書館との個別の対応が主流になるであろう
  との見解が述べられた。その他ARL、国立国会図書館関西館、運営要項についての報告
  があった。

 (2) 日本図書館協会大学図書館部会報告
   会長校中京大学(加藤)から、配付資料(P. 136〜139)に基づき、2001年7月〜11月
  の日本図書館協会大学図書館部会についての報告があった。

4 その他
 (1) 図書館総合展
   会長校中京大学(加藤)から、配付資料(P. 140〜146)に基づき、2001年11月15日
  (木)に第3回図書館総合展の私立大学図書館協会主催フォーラムについての報告があっ
  た。

 (2) 2001年〜2002年度行事予定について
   会長校中京大学(加藤)から、配付資料(P. 147)に基づき、2001年〜2002年度行事
  予定についての報告があった。
 
協議事項
1《第1号議案》2001年度一般会計・特別会計中間決算(2001年4月1日〜11月30日)に
  ついて
  会長校中京大学(加藤)から、配付資料(P. 149〜151)に基づき、2001年度一般会計・
 特別会計中間決算についての説明があり、承認された。その中で現在一般会計の予備費が多
 くなっているが、これは決算では次年度繰越金になるものであるとの説明があり、会計報告
 書の形式について再考した方がよいとの意見が出された。一般会計からの支出予定では大き
 なものとしては、会報117号の印刷費が予定されているとの説明があった。また配布資料
 P.150の左上に特別会計の「研究助成特別会計」の項目の文字が抜けているとの指摘があっ
 た。(特別会計の研究助成特別会計の寄付金は60万円が予定されている。)


2《第2号議案》海外集合研修のキャンセル料について
  会長校中京大学(加藤)から、配付資料(P. 152〜153)に基づき、国際図書館協力委員会
 主催の海外集合研修の延期により発生したキャンセル料についての説明があった。詳しくは
 デューク大学の宿泊ホテル料金の95%がキャンセル料($1966.50-)となり、円換算すると
 振込み手数料を含めて約25万円支払わなければならないとのことであるが、米国テロ事件
 等不測の事態に起因する、止むを得ない支出ということで承認された。その支払い科目は、
 国際図書館協力基金特別会計の予備費から支出することで了解された。
  この支出により、国際図書館協力基金特別会計の予備費は減ることになり、延期されてい
 る海外集合研修が実施された場合、この予備費から支払い予定していたその不足分40万円
 と2001年度第2回搬送事業の費用の約50万円は、その時点でこの予備費だけでは補えない
 こととなる。従って、不足が生じた場合は国際図書館協力委員会から申請書を提出してもら
 い、補正予算を組んで対応することが了解された。

3《第3号議案》2002年度事業計画(案)について
  会長校中京大学(加藤)から、配付資料(P. 154)に基づき、2002年度事業計画(案)    
 について確認され、承認された。なお会報の刊行について、偶数号の内容が東西各地区の活
 動記録を掲載するのであるが、毎年年度を越えて刊行されることにより、会報担当校の引継
 等の問題が生じる為、原稿の締切り時期をどうするか会長校で現状を調査し、一番よい締切
 り時期を2002年3月の2001年度第2回東西合同役員会当日に会長校から提案することとなった。
 
4《第4号議案》2002年度以降の特別会計(国際図書館協力基金)の取扱いについて
  会長校中京大学(加藤)から、配付資料(P. 155〜160)に基づき、国際図書館協力基金特
 別会計の取扱いについて、現在、振込み手数料等国際図書館協力委員会関連の諸費用は一般
 会計より支出されているが、引続き一般会計より支出したいとの提案があり、承認された。
 理由としては、国際図書館協力委員会関連の発送書類等の確認、委員会活動の把握、通信費
 の節減、これらの諸費用を国際図書館協力基金特別会計から支出することにより会長校と国
 際図書館協力委員会との間で領収証等の遣り取り等の支出が発生し、新たな通信費用が発生
 する。これにより業務も煩雑になること等が挙げられる。
  これに伴い、私立大学図書館協会国際図書館協力基金規程の第5条の改正案が提示され、
 承認された。なお細かい文言については会長校に一任され、2002年3月の2001年度第2回
 東西合同役員会に再度提案されることとなった。
 
5《第5号議案》2002年度一般会計・特別会計予算(案)について
  会長校中京大学(加藤)から、配付資料(P.161〜164)に基づき、2002年度一般会計・
 特別会計予算(案)について説明があったが、これに先立ち国際図書館協力委員会委員長の
 加藤氏(慶応義塾大学)から、国際図書館協力基金特別会計の予算案については特に説明が
 付加された。その内容としては、2001年度海外集合研修を行わなかった場合と行った場合の
 2案が提示されたが、行った場合は予備費がマイナスになり、行わなかった場合でも確実に
 予備費は減る一方となり、一般会計の予備費から事業活動費の海外集合研修補助金を援助し
 てもらいたい旨の発言があった。
  また、2002年度事業として交換協定職員派遣を行いたいが、現在具体的な実施要項はでき
 ていないので、事業活動費の交換協定職員派遣は0円となっているが、実施される場合は一
 般会計の予備費から補正予算を出してもらいたい旨の発言もあった。海外集合研修について
 は、キャンセル料をひとまず国際図書館協力基金特別会計の予備費から支出し、実施の場合
 に発生する不足分は一般会計の予備費から補正予算として支出することの確認がなされた。
 いずれにせよ、2001年度海外集合研修を行わなかった場合と行った場合とでは2001年度国
 際図書館協力基金特別会計の予備費の残高に相違が出、2002年度国際図書館協力基金特別会
 計の予備費も異なることになるので、正確な予算数字は、延期された海外集合研修の今年度
 中に実施されるかどうかの結論(2002年1月25日開催予定の第6回国際図書館協力委員会
 で決定される予定)を待ってから、決めることとなった。また交換協定職員派遣の事業活動
 費の予算に関して実施計画案(要項でなくてもよい)を提出し、おおよその予算金額を計上
 することで了承された。いずれにせよ、国際図書館協力委員会の事業活動は私立大学図書館
 協会としてもバックアップすることが再確認され、国際図書館協力支援費として、一般会計
 から特別会計国際図書館協力基金への繰入金の増額が了承された。
  その他、総会・研究大会費の増額、私立大学図書館協会役員校の公的会議等の交通費、協
 会有料サイトの使用料等を予算化すべきだとの提案があり、2002年3月の第2回東西合同
 役員会に2002年度一般会計・特別会計予算(案)を修正して提出することとなった。

6《第6号議案》私立大学図書館協会加盟館名簿(2002年度版)について
  会長校中京大学(加藤)から、配付資料(P.165〜167 )に基づき、私立大学図書館協会
 加盟館名簿(2002年度版)の形式を冊子体ではなくて、データファイルにしたいという名簿
 担当校からの要望についての説明があった。しかしながら、加盟館の約40%が冊子体を必要
 としていることやファイルの管理の問題(コピーが容易にできる)から従来通り冊子体で発
 行することで合意を得た。また名簿の内容について、各大学の学長名、大学ホームページの
 URL、連絡先のメールアドレスは、変更が度々あり、またURLについては協会ホームペ
 ージからリンクできるという理由により、名簿からはそれらを省き、最低必要な情報に留め
 たいとの案が出され、承認された。

7《第7号議案》加盟図書館からの報告事項の変更について
  会長校中京大学(加藤)から、配付資料(P.168)に基づき、加盟図書館からの報告事項の
 変更についての説明があり、第6号議案を受けて、各大学のホームページのURL、連絡先
 のメールアドレスの変更は、メーリングリストを通じて、加盟各館担当者から直接協会ホー
 ムページ委員に連絡するということで合意を得た。

8《第8号議案》2002年度第1回東西合同役員会について
  会長校中京大学(加藤)から、2002年度第1回東西合同役員会の開催場所について、当初
 予定の名古屋ガーデンパレスから変更して、愛知学院大学で開催することとなった旨説明さ
 れ、合意を得た。

9《第9号議案》2002年度第63回総会・研究大会・見学会について
  会長校中京大学(加藤)から、配付資料(P. 169)に基づき、2002年度私立大学図書館協
 会第63回総会・研究大会・見学会についての説明があった。メインテーマ、日程等の確認が
 なされ、了承された。

10 《第10号議案》国公私立大学図書館協力委員会の任期について
  会長校中京大学(加藤)から、配付資料(P. 170〜173)に基づき、国公私立大学図書館協
 力委員会の任期について「国公私立大学図書館協力委員会委員館並びに専門委員会及び主査
 の選出に関する申合せ」(会長校案)の説明があった。国公私立大学図書館協力委員会委員館
 の任期(8月から始まり、翌年7月で終わる)と私立大学図書館協会役員校の任期(4月か
 ら始まり翌年3月で終わる)のずれについて、私立大学図書館協会は役員名(会長校、部会
 長校等)で国公私立大学図書館協力委員会に参加することが了承され、この案を国公私立大
 学図書館協力委員会常任幹事会に提案することとなった。

11 《第11号議案》 第4回図書館総合展について
  会長校中京大学(加藤)から、第4回図書館総合展の私立大学図書館協会担当のフォーラ
 ムについて、2002年11月22日(金)に開催予定であることが説明され、承認された。  

12 《第12号議案》国立情報学研究所との定期懇談会について
  会長校中京大学(加藤)から、国立情報学研究所との定期懇談会について、国立情報学研
 究所から、来年度は国公私立大学と合同で懇談会を持ちたいとの提案があり、私立大学図書
 館協会としてはいかがなものかという提示があった。これに対して、私立大学図書館協会と
 しては詳細に私立大学図書館の事情や環境等を説明したいので、今まで通り別個に懇談会を
 持ってもらいたいという意見が出され、了承された。よって今まで通り別個に懇談会を持つ
 方向で国立情報学研究所に会長校より申入れることとなった。  

13 《第13号議案》エルゼビア・サイエンス社問題に関する臨時委員会の今後について
  会長校中京大学(加藤)から、別紙資料に基づき、エルゼビア・サイエンス社問題に関
 する臨時委員会の今後の活動についての説明があった。内容としては、エルゼビア・サイ
 エンス社のジャーナルの円価格問題に関して公正取引委員会からの審査結果を得ること、
 エルゼビア・サイエンス本社への要望として提示したジャーナル購入の際の円、ユーロ、
 ドルの3通貨選択権獲得の2件のいずれかが片付けば、臨時委員会として収束することで
 了承された。しかし、実際その収束時期をいつにするかという問題やエルゼビア・サイエ
 ンス社問題に関する臨時委員会提案の「電子ジャーナル問題の検討委員会」の発足希望案
 などの件は、会長校預かりという形で懸案事項となった。

                                       以  上