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私大図協・東・2002-7
2002年5月1日
私立大学図書館協会
東地区部会
加盟図書館長殿
私立大学図書館協会
東地区部会長校
文教大学付属図書館
館長 宮 内  保
[公印省略]

館長会のご案内


 本年度は、東地区部会総会後、昼食会を兼ねた館長会を下記のとおり開催します。この会
は私立大学図書館協会では従来もたれてこなかった、館長だけの会議として開催されます。
 図書館の運営責任者である館長が、胸襟を開いてざっくばらんに図書館のありかた、またこ
れからについて意見交換をしようというのがその趣旨です。
 初めての試みですが、是非ご参集くださいますようお願い申し上げます。

                    記

日    時:2002年6月7日(金) 12:00〜13:00
場    所:武蔵工業大学環境情報学部(横浜キャンパス)
議    題:いわゆる情報リテラシー教育について(情報交換)
提    言:大学図書館が研究・教育のための基礎的サービス機関であること、その機能
      が学術資料を収集・体系化・保管することで研究者・学生の研究・教育・学習
      に資するものであること、それゆえその主要な業務が参考調査であること、
      等々のことは今更こと改めて言い出すまでもないはずの事柄である。だが、わ
      が国私立大学の大多数にあっては、今日に至るもなおまことに恥ずかしいこと
      ながら、そうしたことが必ずしも常識となっていないというのが実情ではなか
      ろうか。ましてや情報リテラシー教育と図書館とが、図書館員とごく一部の研
      究者をのぞく大多数の大学構成員の脳裏にあっては、容易に結びつかないとい
      うのが多くの私立大学図書館のかかえる悩みではなかろうか。情報リテラシー
      教育の語が意味するところがおおむねコンピューターを用いての情報処理能
      力の養成・開発のことに限定されるためであり、他方、図書館とはさまざまな
      書籍を収集・保管しておいて利用者の自由な閲覧の便に供する場、といった固
      定観念から抜け出せないでいる教員や学生が少なくないからである。
       こうした状況下にあって、各大学における情報リテラシー教育はいかに行
      われ、あるいは行われようとしているのか。その状況を披瀝しあってみるこ
      とは大学改革が叫ばれる今日、必ずや有意義なことではあるまいか。 以上