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「電子図書館のアクセシビリティ対応ガイドライン2.0」の公開

標記の件について、国公私立大学図書館協力委員会事務局を通して、
国立国会図書館より案内がありました。
 
つきましては、貴機関において関係者にご周知くださいますよう、お願いいたします。

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国公私立大学図書館協力委員会 加盟館各位
 
国立国会図書館は、令和7年5月12日に「電子図書館のアクセシビリティ対応ガイドライン2.0」を、当館ホームページに公開いたしました。
 
「電子図書館のアクセシビリティ対応ガイドライン」は、「視覚障害者等の読書環境の整備の推進に関する法律」(読書バリアフリー法)に基づいて策定された
「視覚障害者等の読書環境の整備の推進に関する基本的な計画」を根拠とするものであり、
「図書館におけるアクセシブルな電子書籍サービスに関する検討会」(事務局:国立国会図書館)が作成いたしました。
 
本ガイドラインは、電子図書館(商用の電子書籍を図書館を通じて提供するサービス)を、
視覚障害者等が利用するにあたって必要なアクセシビリティに係る要件を整理したものです。
大学図書館を含む公立図書館等が電子図書館を調達・導入するための調達仕様を検討する際に、
また、電子図書館事業者が電子図書館の開発や改修をする際に利用していただくことを想定しています。
 
令和5年7月に公開したガイドライン1.0は、音声読み上げ機能を主たる対象としてアクセシビリティ要件を定めました。
この度、更新した「電子図書館のアクセシビリティ対応ガイドライン2.0」では、読書に困難を抱える人の多様なニーズに対応するため、
発達障害等(発達性ディスレクシアを含む)による読書に困難を抱える人たちからのニーズが高い、
フォントの変更、色反転、字間・行間の調整、縦書き・横書きの切替えについてのアクセシビリティ要件を追加しました。
 
電子図書館導入の際にぜひご利用ください。
 
プレスリリース:
 
「電子図書館のアクセシビリティ対応ガイドライン2.0」は、以下に掲載しています。
 
お問い合わせ先:国立国会図書館 総務部企画課(代表:03-3581-2331)

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