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大学図書館員のためのIT総合研修のご案内

標記の件について、国立情報学研究所より案内がありました。
つきましては、貴機関において関係者にご周知くださいますよう、お願いいたします。
 
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  大学図書館員のためのIT総合研修のご案内
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国立情報学研究所では
「学術情報システムを支えるデータベースの理解と実践」を
テーマとし、「大学図書館員のためのIT総合研修」を開催します。
 
3日間にわたり、講義と実習を行います。実習は個人ワークと
グループワークがあります。
 
1日目は「図書館システムとSQLの関係」についての講義があり、
実際にDB Browser for SQLiteというツールを使用して、初級的な
SQL(データベースを操作するための言語)を作成する実習を行います。
 
2日目は「システム間の複数のテーブルの関係性」講義と応用的な
SQLの作成実習を行います。どの実習もファシリテーターが控えて
おり、躓いた場合はフォローを受けることができます。
 
現行の図書館システムでもシステムベンダーが提供したSQLを活用
して、データの抽出等を行うと思いますが、この研修をとおして、
そのSQLの意味するところ、データベースの構築・管理・利用を
理解できるようになるはずです。
ぜひ研修を通じて新しい視点をマスターしてください。
 
1日目の午後から3日目にかけては、講義と個人ワークで得た
知識と技術を活用して、今後の学術情報システムやサービスの
あり方を検討・企画するグループワークとその成果報告を行います。
 
カリキュラムにあるDB Browser for SQLiteという耳慣れない言葉を
目にして、難しいと思われるかもしれません。
SQLという用語も耳慣れないかもしれませんが、データベースを様々な
条件で検索等をして、データを操作するためのものです。
 
この研修は、*** 事前に修得しておくべき知識・技術はありません。***
 
講義パートで概要を聞いた後、その後の実習パートで実際に手を動かし
技術を身に付けていただく研修です。
また、実習パートではファシリテーターが技術的サポートを行います。
 
なお、グループワークでは、グループ内で知識・技術を補い合って
いただくと共に、適宜ファシリテーターが参加し、作業を支援します。
 
・大学図書館員のためのIT総合研修
 - 詳細カリキュラム
 
【本研修の対象者】
(1) 基本的要件
国内外の最新の動向を学び、学術情報流通基盤整備の推進および
改善について、主体的に考える意欲があること。
 
(2) 所属機関
教育・研究機関等(大学、短期大学、高等専門学校、大学共同利用機関法人、
大学校、独立行政法人、文部科学省の施設等機関、国立国会図書館等)。
 
(3) 勤務形態
現在、大学等から直接雇用されて勤務し、また受講後も一定期間、所属機関
での勤務を予定している職員。現在の担当業務は問わない。
 
【日程・申込締切】
 日程:2025年8月20日(水)~8月22日(金)
 申込締切:2025年6月27日(金)
 
【会場】
Web開催です。
 
【経費等】
研修費および教材費は無料です。
 
【受講申込み方法】
本研修へのご参加は、所属機関の窓口担当を通してお申し込み
ください。
 
窓口担当が不明な場合は、以下の連絡先まで照会ください。
 
国立情報学研究所 学術基盤推進部 学術コンテンツ課
教育研修事業担当
edu★nii.ac.jp (★を@に置き換えてご使用ください)
 
皆さまのご参加をお待ちしております。どうぞよろしくお願い
申し上げます。

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