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第27回図書館総合展 NII主催フォーラムのご案内

標記の件について、国立情報学研究所(NII)より案内がありました。
つきましては、貴機関において、関係者にご周知くださいますよう、お願いいたします。
 
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国立情報学研究所(NII)は、第27回図書館総合展において、
以下のフォーラムを開催いたします。
皆様日常の業務でご多忙なところとは存じますが,奮ってご参加ください。
 
【1】JAIRO Cloudで実践する即時OA対応ーオモテとウラ
【2】図書館の課題 × 生成AIを体験
【3】CiNii Researchの統合と展開―文理を超えた研究支援に向けて
【4】電子ブックの利活用を促進するには :ステークホルダーとの対話
【5】デジタルアーカイブ×メタデータ勉強会 #7
 
 会場: 【1】【2】【3】パシフィコ横浜 アネックスホール F205(第5会場)+オンライン(YouTubeLIVE)
     【4】【5】オンライン
 参加費:  無料
 事前申込:必要
      次のサイトからお申し込みください。
 
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■フォーラム
 
【1】JAIRO Cloudで実践する即時OA対応ーオモテとウラ
10月24日(金)10:30-12:00
 
●登壇者
司会:宮坂 啓子(国立情報学研究所 オープンサイエンス基盤研究センター学術基盤コーディネーター)
講師:石津 朋之(筑波大学 学術情報部 情報企画課 リポジトリ係長)
    南雲 修司(東京学芸大学 総務部 学術情報課 アーカイブ室 アーカイブ係係長)
    青木 綾乃(信州大学 附属図書館 情報システム・学術資料(雑誌)グループ情報システム担当 主任)
    古橋 英枝(国立情報学研究所 学術基盤推進部 学術コンテンツ課 研究データ基盤整備チーム係長)
    林 正治(国立情報学研究所 オープンサイエンス基盤研究センター特任准教授)
 
●概要
本年度より、内閣府が定める公的研究資金成果の即時オープンアクセス(OA)義務化が適用され、研究環境に大きな変化がもたらされます。
これに対応すべく、NIIはOA義務化に応える関連機能を開発し、試験運用を経て、利用機関や運用者からの貴重なフィードバックを反映しながら改良を重ねてきました。
 
 
本企画では、これまでの取り組みの最新状況をJAIRO Cloudの「オモテ」として紹介するとともに、データの管理から公開、公開後の確認までの主要プロセスを利用機関の視点から掘り下げます。
また、同時にNIIによる開発や運用など「ウラ」側についても議論していきます。
 
  
【2】図書館の課題 × 生成AIを体験
10月24日(金)13:00-14:30
 
●登壇者
司会:服部 綾乃 (国立情報学研究所 学術基盤推進部 学術コンテンツ課 支援チーム係長)
講師:矢田 竣太郎 (筑波大学 図書館情報メディア系 准教授)
進行:花原 稔 (三重大学 図書・情報部 図書館チーム コンテンツ担当 主任)
モデレーター:大向 一輝 (東京大学 大学院人文社会系研究科 准教授)
ファシリテーター:瀬尾 崇一郎 (国立情報学研究所 学術基盤推進部 学術コンテンツ課学術コンテンツ整備チーム 主任)
         中谷 昇(鳥取大学 研究推進部 図書館情報課 医学情報係主任)
         前田 朗(東京大学 工学系・情報理工学系等 情報図書課長)
         松野 渉(筑波大学 学術情報部 アカデミックサポート課主任)
 
●概要
みなさんは生成AIがどんなものかご存じでしょうか。
現在、学部生・院生・教員も生成AIを活用する中、図書館員も「業務効率化(データ整備等)」や「支援強化(レファレンスの下調べ等)」に活用が求められます。
本フォーラムでは、生成AIの「得意なこと/誤解されやすいこと」や活用法を知り、体験と意見交換を通じて、使いこなす第一歩を踏み出します。
 
①理論と事例:生成AIの特性と図書館業務にどのように関係するかについて理解し、生成AIを使用した事例を知る
②体験:生成AIの利用を体験してみる
③意見の共有:Slidoを使用して参加者同士の意見交換や主に会場での質疑応答を行う
 
なお、本フォーラムは「IT知識・技術に自信がないが生成AIに興味はある大学等図書館員」を対象とします。
 
生成AIを体験するハンズオンでは、ご自身のスマートフォン・タブレット・PCをご利用ください。
会場(パシフィコ横浜)では主催者にてWi-Fiは提供しません。
パシフィコ横浜で提供されているフリーWi-Fiは使用しないでください。
ご自分でWi-Fiを持ち込むかスマートフォン等のパケットをご利用ください。
また、ハンズオンを希望される方は、事前にスマートフォン等にChatGPTのアプリケーションのインストール・ログインを実施していることを推奨します
(アプリケーションではなく、Webブラウザからも利用可能です。アプリケーションのインストール方法等は、事前公開資料でご案内します)。
 
 
【3】CiNii Researchの統合と展開―文理を超えた研究支援に向けて
10月24日(金)15:30-17:00
 
●登壇者
司会:下城 陽介 (国立情報学研究所 学術基盤推進部 学術コンテンツ課 学術コンテンツ整備チーム係長)
講師:大向 一輝(東京大学 大学院人文社会系研究科 准教授)
    加納 靖之(東京大学 地震研究所/地震火山史料連携研究機構  准教授)
    武田 英明(国立情報学研究所 知識コンテンツ科学研究センター センター長)
    飯野 勝則(国立情報学研究所 知識コンテンツ科学研究センター 特任研究員)
    瀬尾 崇一郎 (国立情報学研究所 学術基盤推進部 学術コンテンツ課 学術コンテンツ整備チーム 主任)
 
●概要
NIIが提供する学術情報検索CiNii Researchのサービスの現状や今後の計画について紹介します。
CiNii Researchでは現在CiNii Booksの統合を進めており、新たな機能も開発されています。
大学図書館の図書や雜誌に由来する情報が、これまでのCiNii Researchの情報と結びつくことで、どのような効果を生み出すことができるのか、その効果を高めるためにはどうすべきか、学際的研究の支援という視点で考えます。
 
 
【4】電子ブックの利活用を促進するには :ステークホルダーとの対話
11月17日(月)14:00-16:00
 
●登壇者
講師:飯野 勝則(国立情報学研究所 知識コンテンツ科学研究センター特任研究員)
   瀬高 花生里(国立情報学研究所 学術基盤推進部 学術コンテンツ課 実務研修生(新潟大学 学術情報管理課))
モデレーター:村上 遥(東京外国語大学 総務企画部 学術情報課 専門職員)
       石原 萌(京都大学 附属図書館 総務課 総務掛 主任)
       東野 有紗(熊本大学 附属図書館 医学系分館担当 図書職員)
パネリスト:西田 和之(株式会社紀伊國屋書店 デジタル情報営業部 部長)
      大熊 高明(丸善雄松堂株式会社 学術情報ソリューション事業部 企画開発統括部 部長)
      井村 寿人(株式会社 勁草書房 代表取締役社長)
      江草 貞治(株式会社 有斐閣 代表取締役社長)
      小山 憲司(中央大学 文学部 教授)
 
●概要
Bibdata-Ebookで電子ブックのメタデータを公開しているが、メタデータ等を利用して、電子ブックの利活用を促進するための検討が十分にはなされていない。
このフォーラムの前半では、電子ブックの利活用を促進するために必要な、電子ブックのライセンスに関する調査結果の発表を行い、後半では、NII、大学図書館、学術出版社、電子ブックサービスベンダー等のステークホルダーから意見を出してもらい、今後の検討課題を模索する。
 
 
【5】デジタルアーカイブ×メタデータ勉強会 #7
11月19日(水)10:30-12:00
 
●登壇者
講師:立原 ゆり(東京大学 附属図書館 総務課 企画渉外チーム係長)
モデレーター:江上 敏哲(人間文化研究機構 国際日本文化研究センター 情報管理施設情報管理課 資料利用係 係長)
       小宮山 史(人間文化研究機構 国文学研究資料館 管理部 学術情報課 データ標準化推進係 係長)
       小堀 寛(立教大学 図書館 新座図書館運営課 課長補佐)
 
●概要
大学等の学術機関には既に多くのデジタルアーカイブが構築・公開されているが、デジタルアーカイブのメタデータの項目はデジタルアーカイブ毎に異なっており、メタデータの流通が困難な状況になっている。
この勉強会では、実際のデジタルアーカイブの担当者に事例を紹介してもらい、デジタルアーカイブのメタデータの流通に関して、課題の共有や検討を行う。

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