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UPDATE:2003/10/16

2002年度夏季見学会報告

開催日:2002年9月3日(火)〜9月5日(木)

 

9月3日(火)

見学先:鹿島メディアバインド株式会社
参加者:10名

内容:

1.製本講習
 1)製本作業見学
   ・入荷・仕様書の作成から、ミシン綴じ・背固め・表紙作成・箔入れ(背文字)
   ・取り付け完成までの各工程
 2)最近の製本業界の現状と受注システムの説明
   ・製本価格の動向/預り期間中のコピーサービス代行/納期の短縮/磁気テープの貼り付け/
    バーコード貼り付け/その他サービスについて、社内マニュアル初公開(マル秘)
 3)その他(質疑等)
   ・予算・人員の不足が日常化する中での今後のあり方などについて
2.文献資料の電子化への取り組みの紹介
 1)文献資料の電子化の現状
 2)電子化ドキュメントとデータベース
   ・学位論文、紀要、他
 3)e-Libraryソリューションサービス「sQueeze」の紹介とデモ
 4)「sQueeze」の運用とコスト
 5)質疑等

 

9月4日(水)

見学先:国立国会図書館
参加者:12名

内容:

1.製本
  ・業者による和雑誌の製本
  ・職員による和装本の再製本・修復、和洋図書(洋製本)の再製本や修復等
2.雑誌について
  ・収集担当者より収集方針、選書、発注、価格交渉、受入れ、電子ジャーナルへの取り組み等の説明
3.館内見学
4.質疑応答

 

9月5日(木)

見学先:丸善株式会社
参加者:11名

内容:

1.外国雑誌の物流システムについて
  ・外国雑誌の物流に関わる諸問題
  ・一括納品形式(MACS2)のメリット
  ・納品状況確認サービス
  ・納品データの提供(チェックイン)
  ・未着・欠号の確認、クレーム対応
  ・今後に向けて
2.電子ジャーナル
  ・最近の出版者の動向
  ・電子ジャーナルの契約1)−基本用語説明
  ・電子ジャーナルの契約2)−主要な価格体系/コンソーシアム
  ・電子ジャーナルの契約3)−発注から登録、アクセスまでの一般的な流れ
  ・電子ジャーナルの利用方法−特定出版社のプラットフォームによる例示
  ・電子ジャーナルの利用方法−Knowledge Workerによる更なる有効活用例
  ・Knowledge Workerの総合的活用−冊子体の物流から電子ジャーナル利用まで
3.e-コンテンツの発展
  ・Web系データベースの発展1)−書誌データベースの発展形
  ・Web系データベースの発展2)−定期刊行物アグリゲーターの動向
  ・Web系データベースの発展3)−特定分野ポータルの発展
4.質疑応答

 

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