複写依頼(海外)


注意事項
依頼時
  1. 原則はその資料の出版国に依頼する。
  2. 資料の書誌事項を確認した上で申込む。
  3. 依頼先の国の著作権を遵守する。
  4. 安易な全頁複写申込はしない。図書の全頁複写を申込む際には、必ずBooks in Print等の販売書誌から、購入可能かどうか確認すること。絶版でない資料の全頁複写を依頼するべきではない。
  5. 申込は IFLA Formまたはオンライン等*1にて依頼を行うほうがよい。郵送による申込みの場合はタイピングする。

    *1
    正式な Order Form(見本)、もしくはE-mail。E-mailを使う場合は、「この複写が欲しいが依頼フォームがあったら教えて欲しい」と一言付け加えておくと、先方から申込方法についての返信がくることもある。

  6. 依頼館に正しく届くように宛名シールを同封する。
  7. 申込後の取り消しは安易に行わない。行き違い等によりキャンセルした資料が到着した場合は、支払いの義務がある。
  8. 一定期間以上*2経過しても連絡が無い場合は督促するとよい。依頼館のE-mailアドレスが分かる場合はE-mailを送ってみると速いだろう。

    *2
    依頼国や申込方法によっても異なる。目安としては、
    郵便で申込んだ場合…2〜3ヶ月
    E-mailで申込んだ場合…2〜3週間
    BLの場合…2〜3週間
IFLA Order Form のサンプル


支払時

  1. 支払方法は、先方の指示に従う。先方の指示以外の方法で送金すると、先方で送金の確認がしにくくなり、トラブルの原因となる。
  2. トラブルが起こった時のことを考え、ILL記録、送金手続控え、送金小切手番号等、送金に関わる資料は最低1年間は保存しておきたい。
  3. 支払の際には、Invoice No.を添えて、Invoiceに記載された宛先名に送金する。
  4. 利用者の私費払いの場合も、支払者名は図書館としておく。