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(要素紹介)教育支援
電子教室教員支援   デスクライティング  センター

(1)電子教室
 LCを利用した講義を行う場合、LC内に教室を整備しておくと有効である。一クラスが利用できるスペースと人数分のPC(ノートPCでも可)、プロジェクター、教員用のPC、電子黒板、ホワイトボード、視聴覚資料再生機器等が必要となる。
 また、図書館主宰の講習会等にも利用することが可能となる。


写真:1 写真:2 写真:3
公立はこだて未来大学 東京大学 東京大学
PC教室。施設はオープンスペース、オープンマインドのコンセプトにより全てガラス張り。 タブレットPCの保管庫。効率よく補完し、充電しておくことが出来る。 まがたまテーブルの保管庫。一つ一つは小さいので効率よく補完可能。

写真:4 写真:5 写真:6
東京大学 東京大学 東京大学
まがたまテーブル。3つの組み合わせ。3〜4人のグループワークに。 まがたまテーブル。6つの組み合わせ。8人程度のグループワークに。 電子黒板(小)。移動することが出来るので少人数での講義にも便利。

写真:7 写真:8 写真:9
東京大学 東京大学 東京大学
電子黒板。黒板の上で教員用のPCを操作することが可能。 スクリーン。教室の4面にある。学生が利用するタブレットPCからワイヤレスで投影が可能。 小型ホワイトボード。取り外して持ち運べる。グループワークの取りまとめに。

写真:10 写真:11 写真:12
東京大学 Brooklyn College Brooklyn College
タブレットPC。 電子教室。壁面はホワイトボードで埋められている。いつでもグループ討議が可能。 電子教室。スクリーンを利用して講習会を行うことも可能。

写真:13 写真:14 写真:15
California State University
Ssn Marcos
California State University
Ssn Marcos
California State University
Ssn Marcos
授業やガイダンス用の部屋。 写真13を後ろから撮ったもの。 前方教卓の横には機器の操作卓がある。

写真:16 写真:17 写真:18
Emory University Emory University Emory University
双方向型授業用のサポートセンターに併設されている教室。 写真16を遠目で撮影したもの。
授業および図書館のガイダンスに利用できる。同じ大きさの部屋が3つある。

写真:19 写真:20 写真:21
Emory University Emory University New York University
授業および図書館のガイダンスに利用できる。同じ大きさの部屋が3つある。 ビデオ会議システムが使える部屋。他キャンパスの授業を受けることができる。 電子教室。図書館員によるデータベース講習会等に利用されている。

写真:22 写真:23 写真:24
New York University University of North Carolina at Charlotte University of North Carolina at Charlotte
電子教室。 授業および図書館のガイダンス等に利用されている。 写真23の部屋を別角度で撮ったもの。

写真:25 写真:26 写真:27
University of North Carolina at Charlotte University of North Carolina at Charlotte University of North Carolina at Charlotte
電子授業システム用の操作卓の画面。 電子授業システムを操作しているところ。タッチ画面。奥にあるのは書画機。 遠隔授業(ビデオ会議室機能)用の部屋

写真:28 写真:29 写真:30
University of North Carolina at Charlotte University of South California University of South California
写真27の部屋を別角度から撮ったもの。利用者用の机にスピーカーフォンが置かれている。 図書館内に2部屋ある電子教室。MacとWin用の部屋が1室ずつある。 図書館内に2部屋ある電子教室。MacとWin用の部屋が1室ずつある。

写真:31 写真:32 写真:33
University of South California University of South California University of South California
写真30の部屋を別角度から撮ったもの。壁面は全てホワイトボードになっている。 同じく別角度から撮ったもの。 同じく別角度から撮ったもの。

写真:34 写真:35 写真:36
University of South California University of South California University of South California
同じく別角度から撮ったもの。 同じく別角度から撮ったもの。 Windows用の部屋。


 (2)教員支援デスク
 講義の中でIT機器、ソフトウェアを利用する教員をサポートするセッション。LCにおいては様々な最新機材を利用することになる。これらを利用した講義内容の構築、講義の資料作成への利用、課題への活用等を促進するのは教員、学部の力では限界があいr、一部の教員にとどまる事態が発生する。このような状況を打開するために、高度な知識を持った教員支援専門のスタッフが必要となる。
 スタッフは、設備利用の技術情報、サポートの提供、LCを利用した講義のサポートを行い、さらにeラーニングシステムを利用した講義管理も提案できる。


写真:1 写真:2 写真:3
Emory University Emory University Emory University
図書館内に教員向けの対話型授業用のサポートセンターがある。 写真1のセンターの入口。 写真1のセンターの内部。授業用のコンテンツ作成用のPC、周辺機器環境と支援スタッフがいる。

写真:4 写真:5 写真:6
Emory University University of North Carolina at Charlotte University of North Carolina at Charlotte
写真3の部分を別の角度からとったもの。 図書館に隣接する教育学習センターの会議室 写真5の隣にある事務室および資料室


 (3)ライティングセンター
 LC外部に設置されていることも多い施設。授業のサポート、プレゼンテーション原稿、卒業論文、修士論文、博士論文などを対象とした個別指導を提供する。また、大学の教育内容に応じて英語などの日本語以外の文章への対応も求められる。文章に対する個別指導以外にも、講座の開催、一般的なアドバイスの発信などを行う。
 大学において、最終的なアウトプットとしてのレポート、論文の位置づけは大きく、学生が作成するこれらの成果物の質向上を図ることが、情報収集能力、整理能力、活用能力に直結する。また、日本においても、講義以外の予習・復習が義務付けられることも多くなってきており、講義外の時間帯における相談窓口を設置することが必要となる。これにより、必要な課題や作業に対するサポート、評価を教員以外に分散することが可能となり、教員の負担を軽減し、結果として学生への充実した教育が実施されることにつながる。
 必ずしも、LC内部に設置する必要は無いが、図書館の持つ様々な資料を活用することを想定するならば、物理的に近距離にあることが望ましい。また、LC内に簡易デスクを設置して出張所を設けることも有効である。
 LC内に設置することを想定した場合、一次対応は学生スタッフで十分である。ただし、広範囲のサポートが必要になってくるmた、図書館員、各学部の担当教員のアドバイスが重要となる。当日の報告をメーリングリストや専用システムを用いて共有、蓄積し、学生が対応できなかった場合は、素早いフォローを提供する。学生を常駐させる場合には、各学部から幅広く人員を確保し、どの時間にどの学部(専攻)の学生が対応してくれるのかスケジュールを公開しておくことも重要となる。
 学生スタッフの教育につちえは、図書館員による講習、IT部門職員による講習、eラーニング等を利用した講習を事前に提供し、業務開始後は、ノウハウが先輩から後輩へ受け継がれている体制整備を目指す。


写真:1 写真:2 写真:3
Elon University Elon University
ライティングセンター入口
(正面)。明るいオープン
スペース
写真1を横側から撮った
もの。部屋の奥にはレファ
レンスライブラリアンが常駐
している。





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