―私立大学図書館協会東地区部会研究部企画広報分科会―

 Pathfinder Bank  ―情報探索の道案内― 

はじめに パスファインダーとは? パスファインダー バンクとは? 企画広報分科会とは パスファインダーバンク
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パスファインダーの条件 パスファインダー バンクとは? 企画広報分科会とは パスファインダーバンク
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パスファインダーの4条件

 わたしたちは、従来の「紙(リーフレット)」で提供されているパスファインダーの定義を踏襲し、かつwebの特性を活かした上で、条件を4つにまとめました。以下のすべてを備えたものがパスファインダーです。

1.特定のトピックを扱っている

 「〜について」が必要です。トピックの大小は問いません。

 <特定のトピックを扱っていないもの>

  • 利用案内(施設・機器・サービス)

  • 特定ツールの使い方

  • 資料の形態別利用法

2.ナビゲーション機能がある

 ナビゲーション機能とは、目的の情報に効率よく導くための仕掛けを指します。

  • サイト構成

  • リストアップした資料の解題

  • 関連サイトの紹介コメント

 <ナビゲートしていないもの>

特定トピックの単なる文献(またはサイト)リスト

→リストアップしていないものを探すツールの紹介など「導く仕掛け」が必要

3.資料・情報源が一覧できる

図書や雑誌記事だけでなく、外部情報源(類縁機関サイト、公開文献)も取り入れる必要があります。

 <あてはまらないもの>

OPAC検索結果リスト(所蔵資料に限定)

4.簡便に情報にアクセスできる

  紙の場合「1枚もののリーフレット」にまとめる必要がありました。

HTMLの場合、複数のファイル、それによる階層構造も可能です。ただし、ナビゲーション機能を備えている必要があります。

 <あてはまらないもの>

  • 教科書(詳しすぎて大部のもの)

「簡便さ」をweb(html)の特性を活かして拡張

1.複数枚でもOK→「1枚もの」でなくてもよい

2.階層があってもOK→トピックの大小は問わない

3.外部情報へのリンク→「一覧性」の拡張解釈

 

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